【1級建築士製図試験 作図道具】0.9mmのシャーペン1本で作図して時間短縮していた話

1級建築士
ちごちゃん
ちごちゃん

かもめさん、製図試験っていろんな道具を持ち込んでいいんでしょ?

どんなもの持っていけばいいか迷っちゃうよね。

かもめ
かもめ

そうだね、禁止されている道具もあるけど、基本的には自由だから、自分が使い慣れた道具を持ち込むものだよ。私も普段から使っていた道具を持っていったね。

ただ道具を持ち込みすぎても正直意味はないから、本番までに自分のベストメンバーを決めて、如何に道具をうまく使って作図時間を削減できるかが重要だね。

この記事でわかること

・0.9mmのシャーペン1本で作図して時間短縮していた話
・作図道具を厳選して自分のスタイルを確立
・まとめ

0.9mmのシャーペン1本で作図して時間短縮していた話

作図時間を縮めることは、製図試験を受ける方にとっていつの時代も重要なことだと思います。
時間短縮のために皆さん色々なテクニックを持っていると思いますが、私の場合は下記の巨大三角定規とタイトルにある通りシャーペン1本描きスタイルです。まずはとても役に立った巨大三角定規について書こうと思います。


ウチダ 三角定規 45cm×3mm

私は作図速度が遅かったので、製図試験に挑んでいた時は、削れるところはとことん削ろうと常に考えていました。そこでまず短縮すべきと思ったのは、完成図面に影響しない部分である下書き、補助線の作図をいかに短縮するか、ということでした。

ちなみに私は作図速度もさることながら作図の綺麗さも残念なものだったので、速度をあげて雑になるということは避けなければなりませんでした。

そこで仕上がりにほぼ影響がない、補助線は雑でもいいのでとにかく早く描きたいと思い、上の巨大三角定規を使っていました。
この三角定規のいいところは縦線が上から下まで一発でかけることにあります。
例えば、柱の通り芯を書くときには、用紙の上下に並ぶ1・2階平面図の補助線を1度に書くことができるので、小さい三角定規などで、1図面毎に補助線を引くよりもかなり時間短縮できるのでおすすめです。

ただこの三角定規は大きいので図面を書いていく上ではまったくもって使い物にはならないので、完全に補助線などの下書き専用で使います。
また、どうでもいい部分ではありますが、この巨大三角定規、先が鋭利なので割と危険だったりします。大きいので製図版からはみ出しますし、前方に座っている方の背中をぶっ刺してしまうという危険があるので気をつけなければなりません。

また、作図が汚かった私は、図面を少しでも綺麗に仕上げる必要があったので、三角定規などのスレによる図面汚れをなくすために、フローティングディスクというものを三角定規に貼り付けて使用していました。
私は初めからこれを付けていたので、実際にどの程度効果があるのか何ともいえませんが、図面の汚れで悩んでいる方はこのフローティングディスクを貼り付けてみると、少しは改善されるかもしれません。


ウチダ フローティングディスク

ところで、製図本番に向けて色々な道具を買う人も多いと思いますが、私は練習時から最低限の道具しか使わないようにしていました。
理由は、本番の時に道具の選択肢があると、選択をする思考時間が発生して時間の無駄になりそうだと思ったからです。

なので、私は各作業ごとに道具は一つしか用意していませんでした。もちろん故障の恐れのあるコンパスなどは予備を持っていきましたが、それ以外は基本的に一つだけです。
それを使うしかないという状況なのでどの三角定規を使おうかとかどのテンプレートを使おうかとか余計な思考がなくなります。あるもので書くしかないからです。

私の場合、道具類は補助線用に巨大三角定規、柱の作図用にテンプレート、図面作図用に通常サイズ(自分が使いやすい大きさの)三角定規、寸法採りのための三角スケールをそれぞれ一つ持っていきました。

次ですが、タイトルにしているシャーペンの話です。
上記で少し記載しましたが、道具の選択肢を減らして時間短縮、さらに道具交換の時間も削減しようと考えた結果、ステッドラーのシャーペン0.9mm一本で図面を仕上げるスタイルに落ち着きました。
柱、外壁、内壁、室名すべて0.9mmステッドラーでいきました。
そんなの太くなりすぎないか?と疑問があるかと思いますが、学校の先生からは線が濃く図面が明確になっているので良いというコメントをいただきました。

余談ですが、自分自身は試験本番少し前まで、0.9mmではなく0.7mmをずっと使っているつもりでいました。周りの人から0.7mmでもそんなに濃く描けないと言われ、よくよく確認してみると自分のシャーペンが0.9mmだということに気づきました。
もしかするとはじめから0.9mmと気付いていたら、流石に太いか・・・という感じで、0.9mmで図面全て仕上げるという選択はしなかったような気がします。でも意外と書けるものです。いい感じに。
仕上がり図面が薄く悩んでいる方はいっそのこと0.9mmですべて仕上げてみると良いかもしれません。

ただ0.9mmシャーペン1本作図にはもちろん問題もありました。
皆さんは作図が終わり時間が余っていた場合、見直しはもちろんですが、時間が許す限り図面内への説明書きをしませんか?
この図面内への説明書き、図面の狭いスペースなどに書くため、細かい文字で書かなければなりませんよね?これが0.9mmだとさすがにきつかったです。
ただでさえ文字が綺麗でない私と0.9mmのシャーペンのコラボ・・・悲惨な仕上がりでした。
よって時間が余り、多くの説明書きができる場合に備えて、0.3mmシャーペンを本番には持っていきました。買った物でもなく家にあったものを持っていきました。

ただ本番は時間が特に余らなかったのと、心に余裕もなかったので結局0.9mm一本で最後まで仕上げることとなりました。


ステッドラー 0.9mm 製図用シャープペン

ちごちゃん
ちごちゃん

製図ってメリハリをつけるためにシャーペンの太さを変えるって聞いたことあるけど、かもめさんはそんな余裕もなかったんだね。

かもめ
かもめ

・・・

いや、そこはね、、筆圧で何とか、、、ね。

作図道具を厳選して自分のスタイルを確立

結局のところ、作図時間を短縮させるために必要なことは、捨てるところは捨て、自分が戦えるギリギリのラインを見つけることが重要なのだと思います。
そのためにまずは、余計な道具を捨てて、本当に使える道具だけ揃えた方がいいと思います。
そして自分が最も早く可能な限り精度の高い図面を描けるスタイルを確立することがいいです。

例えば、フリーハンドが一番早いよと学校の先生に言われても、自分のような作図図面が粗い(線の綺麗さとか)ものがフリーハンドでこの製図試験に挑もうとすると歯が立ちません。見るに耐えない図面が仕上がります。

逆に0.9mm一本で書けと言ってくるクレイジーな学校もないような気がします。図面の見やすさ、綺麗さを上げようとするならば、やはりシャーペンの太さを、外壁や内壁等で使い分けた方がいいと私も思うからです。でもこれは絶対ではないですよね。
作図をする中で、こうした方がいいなと思うことは多くあると思いますし、学校でも言われると思います。しかしそれを取り入れることで時間ギリギリ、見直しの時間もとれないような状態になるなら取り入れない方がいいですよね。
この試験は【作図の綺麗さ<ミス(間違い)のない図面】だからです。

下記の記事でも記載しましたが、いかに綺麗で誰が見ても見やすい図面を描き上げても、法律面でのミスがあれば大減点、最悪一発アウトに成りかねません。
【1級建築士製図試験で抑えておきたいポイント】受験・合格して分かった1発不合格の項目を含めて解説

製図試験、まずは描き上げることが重要であり、見直しをたっぷり行い、間違いのない図面とすることで合格率が上がります。

何度も作図練習をしていけば、自分が無駄に使ってしまっている時間が見えてきます。私の場合は、道具を選択する際の思考時間であったり、道具の交換時間というところが特に気になったのでそこを惜しみなく捨てたというところで、自分のスタイルを確立しました。(スタイルというほどカッコいいものでもないですが)

まとめ

令和3年度の製図試験まではおよそ1ヶ月となりました。
製図の勉強時間は課題発表後から取り組むと考えるととても短いですよね。でも逆にいえば、短期間あれば合格できるまでの実力をつけられる試験と捉えることもできます。私は2回製図試験を受験していますが、どちらも課題発表後からしか勉強(作図練習など)していません。
理由は単純で、何ヶ月も勉強する集中力が私の場合はないからです。なので自分の得意な短期集中スタイルで挑みました。

試験まで残り1ヶ月となると、なんだか短く感じますが、これから短期集中で取り組めば結果は如何様にもなると思っています。

直前確認はコチラ:【1級建築士製図試験】記入漏れを防ぐための直前の見直しポイント!サクッと40項目まとめ 

ちごちゃん
ちごちゃん

私も短期集中だ・・・

残り1ヶ月でも長く感じちゃうよ。

かもめ
かもめ

ここまでくると、いかに自分に厳しくできるかになるね。

ただ1ヶ月という期間は結果を大きく変えるには十分な時間だと思うよ。

コメント

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