【投資での失敗談】含み損が膨らんだ時の心理状況について

失敗談

この記事では、私自身が投資で失敗した時の心理状況について記載をしています。

中・短期投資で購入していた株で経験した大損

私は長期投資での運用をメインとして行っていますが、短期での取引も行っています。
長期投資のみで着実にやっていくのが自分には合っていると思いながらも、やはり市場を見ているとどうしても取引をしたくなってしまう時があり、失敗したのもついつい短期投資をしてしまった時でした。

このときは、急騰した銘柄などに投資をしたわけではなく、あくまで自分流にファンダメンタル分析を行い、数ある銘柄の中からグロース株でマザーズ市場(新興企業の市場)の銘柄に投資をしていました。
(マザーズ市場の銘柄は時価総額が低く物が多く、値動きも激しいため短期間で大きく上下する銘柄が多い市場です)

短期投資での失敗は数えきれませんが、今回はその中で私としては大きな資金を失ってしまった数年前の取引を例に実際にどのような心理変化が起きたかについて記載していきたいと思います。

昇り調子のグロース株への集中投資

一度に多くの資金を得るためには、短期間+少数の銘柄に集中投資が最も効率が良いと言えます。
(もちろん高リスクです)
そのため、私も少数銘柄に集中投資をして資金を増やそうと考えました。具体的にはマザーズ市場の2名柄に最終的に全資金の8割程度を投資していました。

購入するときは短期売買で考えており、状況を見ながら中期投資にしようと考えていました。実際に購入してからは株価の調子が良く順調に上昇していったので短期から中期投資に切り替え、できる限り利益を伸ばそうと考えました。

二つの銘柄のうち一つは株価が2倍を超え、もう一つも50%程度上昇する想定外の絶好調。このままさらに上昇すると考え買い増しをしてポジションをとっていきました。

利益に欲が出て利益確定ができなかった

上昇を続けた保有銘柄ですが、その後株価は順調に上昇はせずに、横ばいで推移をする展開でしたが、また上昇の波がくると判断をして利益確定をせずに所持していました。
そして、少しづつ株価が下がり含み益がピーク時から減ったきたタイミングで、会社の決算発表時期がきました。

これが運命の分かれ道となりました。

普段の私は短期・中期投資をする時は決算は絶対に跨がないと自分ルールを決めていました。
それは決算は内容によっては急上昇ですが、内容が良くても下落する場合も多く、決算跨ぎは特にリスクが高いと感じていたからです。
ただこの時はピーク時から減ったもののそれなりに利益がのっており、決算内容によって売られても損するまで下がらない、何よりこれまで横ばいできているので、決算内容によっては急上昇する可能性が高いと踏んで決算跨ぎをすることを選択してしまいました。

今思えば、欲を出さずに自分ルールを守り決算前に売買をすればある程度の利益をあげ、資産を守ることもできました。

決算跨ぎをした2つの銘柄の結果は?

決算発表当日、所有していた2つの銘柄は同じ日に決算発表でした。内容を見ると、どちらの銘柄も良い決算とは感じないものでした。
よく言えば順調成長ですが、市場が期待するほどの成長はなく、期待したほどではないといった感じでした。

通常決算発表は、その日の市場がしまってから発表されることが多いため、次の市場が開くまでどのような反応となるかわかりませんが、夜間取引を見ればおおよその反応が先んじてわかります。
この時は片方は夜間取引にほとんど動きはなく、もう一つも少し下がっている程度でした。

決算内容を見て、正直売られるとは思いましたが、そこまで大きな下落にはならないだろうと踏んでいたので、前もって売りの注文などは出していませんでした。初めは大きく下がってもすぐに元の値まで戻すことも多いため、そうなるのではと思っていました。

しかし、この想定が大きく外れてしまいました。

連続ストップ安気配、含み利益が全てなくなり含み損が百万円超えに

私は、会社勤めのため昼休憩まで株の動きは見れなかったのですが、昼間の株価を見てなんとも言えない恐怖感に襲われました。

一つの銘柄はマイナス10%でまだ元に戻る期待がありましたが大きな損失です。問題はもう一つの銘柄、張り付きでストップ安となっており想定を超える損失となっていました。
この時点で、含み益分はほぼなくなり、ここで全て売って終えば±0で終える売買となっていましたが片方はストップ安で取引が成立しないこと、もう一つはリバウンドの期待があったのでこの日は注文を出しませんでした。(正直株のことを考えたくないという気持ちもありました)

次の日、連続して想定を超える事態が発生します。前日マイナス10%程度下がった銘柄はこの日も同じ程度下がってしまい、またストップ安であった銘柄は張り付きはしていないものの、連日のストップ安近くまで行く展開。
昼休憩で、合計マイナス数百万円の含み損を見た時は頭が真っ白になりました。
・あと数日我慢すればまた戻るかもしれない
・ここからまた同じ程度下げたらもう市場に戻れないほど資金を失ってしまう
・ポジションを取りすぎているので、ひとまず半分だけ売ってポジションを減らそうか
などなど

色々なことが頭をよぎりましたが、中々判断ができずに、不安でお腹が痛くなったのを覚えています。
もちろん仕事も手につかず、株の事ばかりを考えていました。もちろん答えは出ないのですが、株価が戻る期待だけしていました。

そんな期待はもちろん叶うはずもなく、さらに次の日も続落をし、これ以上の損は許容できないというところで最後まで悩み全て売り。マイナス数百万でトレードを終えました。

失敗トレードを振り返ってみて

この時のトレードは本当に嫌な思い出ですが、一番精神的に辛かったのはやはり損失を確定させるべく全てを売る注文を出した時でした。

実際に全てを売り終えた後は、これ以上損失が増えることがないという安堵に包まれました。もちろんその後数週間は心にダメージを負いましたが、普段の生活で株のことで頭がいっぱいになることはありませんでした。

思い返せば、欲を出さずに決算前に全て売ってしまうべきだった、決算発表後に可能な限り早いタイミングで損切りをすべきだったなど、反省点は多くあります。
損切りに関しても、なるべく早く逃げるということを実践していましたが、実際にこうした状況に置かれると冷静に判断することができませんでした。

損切りしないといけないと分かっていても中期間保有し続けていたという事実が損切りを遅くしてしまった要員でもあると思っています。
中期間保有し続けた結果±0ではこの期間の投資時間が無駄になってしまう、といったプライドが損切りの邪魔をしていたと思います。

振り返ってみると、とにかく反省点が多いのですが、やはり自分で決めたルールを破ったことが一番の失敗の原因であると思っています。

失敗談 まとめ

この記事では、私の実体験による失敗談について記載をしました。

大きな失敗でしたが市場から退場するギリギリのところで損切りの決断ができたことは唯一良かった点であると思っています。
もしあの時損切りしていなければもう株式投資をしていない(できていない)かもしれません。。。

含み損が大きくなると本当に冷静な判断ができなくなるということを経験しましたし、そうならないためにも損切りラインの徹底、その他にも自分ルールを決めて、あくまでそのルールに従って投資を行うことが重要であると感じました。

この経験以来、自分が決めたルールはどんな状況でも守るようにして、欲を出さずに利益確定、早めの損切りを徹底しています。

これから投資を始める方は私と同じような失敗をしないためにもこの記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。

※株式投資は元本が保証されているものではないため、自己責任で慎重に行ってください。

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